目元を綺麗に見せるマスカラは、初心者にとってはハードルの高いメイクの1つです。マスカラの種類だけでなく、使用するビューラーもあるので初めは大変かもしれません。
この記事では、マスカラ初心者がマスカラを塗れるようになるための基本を紹介します。マスカラの選び方や塗り方も、必要な情報をすべて集めました。
マスカラを綺麗に塗って、理想のまつげを手に入れてください。
miyonBeautyでは、美容・コスメ系アイテムのレビュワーを募集しています!
LINEの友達限定で、完全無料にて最新のアイテムが試せるのでぜひ登録してみてくださいね♪
【初心者対応】マスカラの基本的な塗り方のコツを徹底解説
マスカラをきれいに塗るには、しっかりと準備をする必要があります。
マスカラを塗る準備は、以下の手順のように進めていきましょう。
- コームでまつげを整える
- ビューラーでまつげを三段階で挟む
- 上まつげからマスカラを塗りはじめる
- 下まつげにマスカラを塗る
- メイク道具を使って、カールを整える
順に解説していきます。
コームでまつげを整える
ビューラー前にまつげの流れを整えると、メイクの仕上がりが美しくなります。
メイクのはじめにコームでまつげを梳かして、まつ毛の流れを整えましょう。
まつげが絡まっていたり、バラバラになっていたりすると、マスカラがダマになる原因になります。
まつげを整える下準備をすることが、きれいな目元作りのスタート地点です。
マスカラを塗るまえに、必ず自まつげから整えるようにしましょう。
ビューラーでまつげを3段階で挟む
まつげをコームで整えたら、次はビューラーの出番です。
ビューラーは根本から挟んで、つぎに中間を、さいごに先端の順で挟んでいきます。
まつげの根本を挟むときには、痛みがないかを確認しながら、しっかりまつげを上げてください。
中間を挟むときは、根本よりも少し力を抜いて挟みます。さいごの先端を挟むときには、さらに力を抜いて優しく挟んでください。
中間と先端をはさむときに力が入りすぎてしまうと、まつげが曲がりくねってしまいます。
少しずつ力を抜いてビューラーでまつげを挟むのが、綺麗なマスカラを塗るためのコツです。
上まつげからマスカラを塗りはじめる
ビューラーで挟み終えたら、上まつげからマスカラを塗っていきます。
はじめに、マスカラのブラシをまつげの根本に3秒ほど押し当ててください。まつげの根元にマスカラがついたら、毛先に向かってブラシを引き上げます。先端部分はマスカラがダマになりやすい部分です。左右にブラシを動かしたりせず、スッとまっすぐ引き上げるのがコツになります。
まつげの中間から毛先にかけてマスカラを軽く塗ると、カールが長持ちするまつげが作れるでしょう。
下まつげにマスカラを塗る
下まつげにマスカラを塗るコツは、ブラシにマスカラをつけすぎないことです。
下まつげは上まつげのように、ボリュームを出す必要がありません。必要なボリュームに合わせて、マスカラの量を調整しましょう。
マスカラをヨコ持ちにして、下まつげの中間から毛先に向かって、マスカラを軽く塗ります。目頭と目尻は塗りにくい場所なので、マスカラをタテに持つと塗りやすくなるでしょう。ボリュームが欲しい場合も、マスカラをタテに持って塗ってください。
目のタテ幅が強調され、ぱっちりとした印象になります。
メイク道具使って、カールを整える
マスカラを塗り終わったらホットビューラーを使って、マスカラを溶かしながらカールを調整しましょう。毛先の流れを整えると、自然な仕上がりになります。
乾燥する前にコームでまつげを梳かすのが、マスカラをダマにしないコツです。繊維入りのマスカラは、特にダマになりやすいので注意が必要になります。
挟むタイプのビューラーは、マスカラを塗ったら使わないようにしてください。まつげが束になってしまったり、まつげの角度が変についたりと、仕上がりが不自然になってしまいます。
【一重~奥二重の方必見】タイプごとのきれいなメイク手順
一重のコツ
一重の方は、まつげの根本をどうやって上げるかがポイントです。一重の方のまつげは、生え際がまぶたで隠されています。まつげをビューラーで挟むときは、空いている手でまぶたを持ち上げるようにしてください。まぶたを持ち上げていれば、根本をビューラーで挟めるようになります。
一重の方は、自分がビューラーで根本を挟んだつもりになっても、実際には挟めていないというのが失敗の原因です。
マスカラをつけるときは、下まつげにボリュームをつけると、キュートな印象になります。下まつげにマスカラを塗るときは、マスカラをタテに持ってボリュームを意識してみてください。
二重のコツ
二重の方は、一重、奥二重に比べると、目元がはっきりしています。そのため、まつげを上げて強調すると、ハデな印象に受け取られがちです。
ビューラーを使うなら、挟む力は弱めを意識して自然なカールを作ってみましょう。選ぶマスカラは、長さが出ないようにして、ボリュームやカールキープは避けてください。
マスカラの塗り過ぎに注意すれば、自然と大人っぽい印象に仕上がります。ベージュのカラーマスカラを使うと、よりおしゃれな印象が際立つでしょう。
奥二重のコツ
奥二重の方はまつげをカールさせることで、印象がぐっと変わります。はっきりとした目元が好印象を与えるので、キープ力の高いマスカラがおすすめです。夕方でもカールが下がらず、綺麗な目元を保ち続けてくれるでしょう。
奥二重の方は、マスカラだけで目元の印象を強調できるので、濃いアイシャドウやアイライナーは必要ありません。ナチュラルカラーのような馴染みのいいカラーが、好印象を崩さずおすすめです。
マスカラの種類【正しく理解しよう】
マスカラの種類を知っておくと、自分に合っているマスカラを判断しやすくなります。
マスカラの種類は、主に3種類です。
- ロングタイプ……地まつげが短い方におすすめです。まつげを長く見せて華やかな印象を演出します。
- ボリュームタイプ……自まつげが少ない方におすすめです。まつげを太くし、ボリューム感を出します。
- カールタイプ……まつげが下がりやすい方におすすめです。上向きまつげのカールをキープしてくれます。
自分のまつげの特徴や、理想とするイメージに近いマスカラを選びましょう。
マスカラの選び方のコツ【詳しく紹介】
自分に合ったマスカラを探そうとしても、マスカラにはそれぞれ特徴があり選びきれません。1つ1つ確認しようにも、細かな違いがたくさんあります。自分にとって理想のマスカラを見つけるのは、時間もかかり大変な作業です。
かんたんなマスカラ選びのコツは、以下の3点になります。
- まつげの仕上がりで選ぶ
- 理想の印象で選ぶ
- フィルムかウォータープルーフかを選ぶ
それぞれ解説していきます。
まつげの仕上がりで選ぶ
マスカラ選びのコツの1つ目は、まつげの仕上がりで選ぶことです。
マスカラは大きく3種類のタイプがあり、それぞれ仕上がりが違います。
仕上がり別におすすめするマスカラは、以下の通りです。
- 長いまつげで目の縦幅を強調したい……ロングタイプ
- 目力をアップし、存在感のあるまつげが欲しい……ボリュームタイプ
- パッチリした目元が欲しい……カールタイプ
ロングタイプは、一本一本まつげに絡みつき、すっきりした長いまつげに仕上がります。
ボリュームタイプは、ボリューム感が生まれ、目が大きく見えるのが特徴です。
カールタイプは、上向きまつげをキープして、時間が経っても印象が変わりません。
理想の印象で選ぶ
マスカラ選びのコツの2つ目は、理想の印象に合わせてマスカラのカラーを選ぶことです。
日常でも使いやすいカラーから、3つのおすすめカラーを紹介します。
- はっきりした印象……ブラックがおすすめ
- やわらかい印象……ブラウンがおすすめ
- さわやかな印象……ネイビーがおすすめ
ブラックはマスカラで一番濃い色で、はっきりとした存在感があります。ブルべの方にもおすすめのカラーです。
ブラウンは馴染みやすいカラーで、やわらかな印象になります。イエベの方におすすめです。
ネイビーは白目を美しく見せ、目元のクマも目立ちにくくなります。コンシーラーが崩れてしまう方におすすめです。
フィルムかウォータープルーフかを選ぶ
マスカラ選びのコツの3つ目は、フィルムかウォータープルーフかを基準にすることです。
それぞれ特徴がはっきり分かれています。以下にまとめましたので、参考にしてください。
フィルムマスカラ
お湯でオフできるのが最大のポイントです。簡単にオフできるので、目元の皮膚に対する負担も少なくて済みます。デメリットはキープ力が弱く、まつげが下がりやすいことです。
ウォータープルーフ
汗や油脂に強く、まつげのキープ力が魅力です。汗をかきやすいスポーツや、長時間の外出にも対応できます。クレンジングに時間がかかるものが多く、目元への負担が大きい点がデメリットです。
マスカラは落としやすさも重要
マスカラは落としやすさも、とても重要なポイントになります。
特に仕事でメイクをする必要がある方にとっては、オフするだけでも手間に感じるものです。
マスカラの落とし方は、3つに分けられます。
- お湯で落とす
- 洗顔料で落とす
- リムーバーで落とす
それぞれ紹介していきます。
お湯で落とす
一番オフしやすいマスカラは、お湯だけでオフできる「お湯落ちマスカラ」です。
フィルムマスカラと商品説明に記載されていれば、お湯でマスカラをオフできます。
ぬるま湯でマスカラをふやかして落とすので、肌に優しくまつげの抜け毛予防にも効果的です。しっかりとお湯でふやかさないと、マスカラの落とし残しをしやすくなります。マスカラの落とし残しは、目元周辺の健康リスクがあり注意が必要です。マスカラの落とし残しに気づいたときは、めんどうくさがらずにしっかり洗い落としましょう。
洗顔料で落とす
洗顔料で落とすマスカラは、手間が少なくかんたんにオフできます。
マスカラ自体もキープ力がやや強めであることが多く、落としやすさと効果のバランスがちょうどいいマスカラです。
洗顔料を使うオフは、マスカラをお湯でふやかす時間も確保でき、落とし残しが少なくなります。毎日が忙しく、マスカラをオフする時間がもったいない方にぴったりな方法です。
リムーバーで落とす
キープ力が高いマスカラは、リムーバーでオフすることが多くなります。
手間のかかるオフ方法ですが、摩擦が起きにくくまぶたの負担が少ない方法です。
リムーバーを探すときは、刺激の強い界面活性剤が入っていないものを探してください。2層タイプのリムーバーは肌にやさしく、まつげも痛みにくくなります。濃いメイクをしたときは、リムーバーをコットンに染み込ませて、パックするように使ってください。こすらずに落とすことで、メイクの負担を減らせます。
マスカラが上手になる道具を紹介
マスカラを塗るときに、あると便利な道具をまとめました。
きれいにマスカラを塗れるだけでなく、メイクを続けていくために必要な道具をピックアップしています。ここで紹介する道具を使って、よりおしゃれを楽しんでください。
おすすめする便利道具は、以下の5つです。
- ホットビューラー
- カラーマスカラ
- マスカラトップコート
- マスカラ下地
- まつげ用スキンケア
それぞれ順に紹介していきます。
ホットビューラー
熱を使って温めることで、まつげをカールさせるビューラーです。
目頭や目尻の短いまつげにも使いやすく、カールが下がりやすい方にもおすすめの商品になります。
ホットビューラーのメリットは、カールをつけることだけではありません。温めることでマスカラを溶かし、ダマになりにくくします。セパレートまつげに仕上げるなら、ホットビューラーは必須といってもいい道具です。
カラーマスカラ
マンネリ化したメイクに変化が欲しい時には、カラーマスカラがおすすめです。
ピンク、ブルー、グリーン、オレンジなど、様々なカラーバリエーションが出ています。初心者でも扱いやすいくすみカラーも出ていて、色の選択肢はとても豊富です。初心者にはブラウン系が扱いやすいカラーになります。
いつものメイクがまつげに色があるだけで、おしゃれな印象に変わるでしょう。黒のイメージが強いマスカラですが、ぜひ気になったカラーには挑戦してみてください。
マスカラトップコート
カールが下がりやすい方や、マスカラがにじみやすい方におすすめなのが、マスカラトップコートです。
マスカラを塗った後に使うことで、パンダ目になることを防ぐ効果も期待できます。ウォータープルーフ効果を重ね塗りすれば、湿気にも強い目元がつくれるでしょう。まつげにツヤやハリが欲しい方も、ぜひ使ってみてください。
マスカラトップコートは重ね塗りしすぎると、カールが下がる原因になってしまいます。寝る際には、ブラシについている量を確認して塗ってください。
マスカラ下地
マスカラを塗る前にマスカラ下地を使うと、カールが取れてしまうのを防げます。
ボリュームを出したいところや、ロングに見せたい時に便利な道具です。重ねるマスカラの発色を、きれいに見せる効果も期待できます。マスカラがダマになりにくくなるのも、嬉しいポイントです。
保湿成分が配合されていて、痛みがちなまつげを優しくケアします。ウォータープルーフ効果もあり、上向きまつ毛をキープしたいときにも大活躍する道具です。
まつげ用スキンケア
まつげ用スキンケアをすることで、まつげのハリとツヤを守れます。
何度もメイクを重ねることで、まつげは知らないうちに傷んでいます。肌のスキンケアに比べ、まつげのケアはあまり知られていません。しっかりとまつげ用スキンケアをすることで、まつげの「切れる」「短くなる」「抜ける」を予防できます。まつげが健やかな状態だと、マスカラもよりきれいにのります。美しい自まつげを手に入れて、きれいな目元を手に入れましょう。
マスカラのきれいな塗り方のQ&A
マスカラのきれいな塗り方のQ&Aを集めました。
マスカラを塗るときに気になるポイントを解決して、きれいなまつげのメイクをしてください。
ダマにならない方法はある?
準備と対策をしっかりとすれば、ダマにならない方法はあります。
ビューラーでしっかり準備をすれば、マスカラは少量でよく、塗るときにダマになりにくいです。ティッシュオフでブラシからマスカラを落とし、適量を塗るという方法もあります。マスカラの量を減らせない場合は、マスカラ下地の使用を検討してみてください。
塗ったあとの対策では、コームを使って余分なマスカラ液とダマを梳かす方法がおすすめです。
マスカラがまぶたにつかないようにしたい
マスカラがまぶたについてしまう原因はさまざまです。ここでは、ブラシにマスカラがつき過ぎている場合の対策を紹介します。
マスカラをまぶたに塗る前に、ティッシュオフをしてみましょう。ティッシュやコットンをまぶたに当てて、マスカラがつかないようにするのも効果的です。
ついてしまった時のことを考えて、細い綿棒を用意しておきましょう。乳液クリームで拭き取ると、マスカラがまぶたについてもきれいに拭きとれます。
まとめ
今回はマスカラの初心者向けに、マスカラの基本と塗り方を紹介しました。マスカラは下準備で仕上がりが大きく変わってきます。慣れないうちは大変かもしれませんが、失敗しないために下準備を大事にしてください。
自分に合ったマスカラを、紹介したコツに沿って探してみてください。マスカラの落としやすさは、メイクをする上でとても重要なポイントです。マスカラを探すときは、オフするときのことも考えて探すようにしましょう。
miyonBeautyでは、美容・コスメ系アイテムのレビュワーを募集しています!
LINEの友達限定で、完全無料にて最新のアイテムが試せるのでぜひ登録してみてくださいね♪