「正しいメイクの落とし方を知りたい」
「メイクを落とした後はどうすればよいのかわからない」
そのような疑問をお持ちではありませんか。
毎日クレンジングでメイクを落としている方の中には、なかなかメイクが落とせなかったり、肌が荒れてしまう方も多いでしょう。
本記事では正しいメイクの落とし方からメイクを落とした後のスキンケアまで詳しく解説するので、ぜひご覧ください。
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メイクの落とし方初心者必見!しっかりメイク落としができていないとどうなる?
「メイクはとりあえず落とせばよい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、正しくメイクを落とせていないとさまざまな肌トラブルの原因になってしまう可能性があります。
そもそもなぜメイクを落とさなければならないのかをご説明しましょう。
リップやファンデーション、アイシャドウなどの化粧品は油性でできています。
油脂をしっかり落とさなければ、汚れが残って肌に雑菌が大量発生してしまうため、メイク落としを丁寧に行う必要があります。
また、メイクをすれば毛穴をふさいで、汚れがどんどん蓄積されてしまうため、メイク落としの際には毛穴につまった汚れも落とすべきです。
しかし、初心者のメイクの落とし方はついゴシゴシと力まかせにこすってしまいがちですが、これも逆効果です。
クレンジング、洗顔ともに肌に負担をかけないようやさしく包み込むようにして洗うのが正解でしょう。
メイクの落とし方の種類は?7つのクレンジング方法を紹介
メイクの落とし方にはさまざまな種類がありますが、こちらで代表的な7つのクレンジング方法をご紹介しましょう。
- オイルタイプ
- リキッドタイプ
- ジェルタイプ
- ミルクタイプ
- バームタイプ
- クリームタイプ
- シートタイプ
それぞれ特徴や使い方が異なるため、自分の肌タイプやお悩みに合わせた方法を用いるのが効果的です。
1.オイルタイプ
オイルタイプはクレンジングの中でもオーソドックスなテクスチャです。
油性成分が含まれているため、しっかりメイクやポイントメイクもするっと落とせて、「落ちた感」を感じられるでしょう。
ウォータープルーフタイプのメイクも落とせて、なじみよく時間をかけずにメイクを落とせるのが魅力です。
また、毛穴につまった汚れや角栓も溶かして落とせるため、つまり毛穴や黒ずみ毛穴などの毛穴トラブルにも効果的です。
洗浄力が高く時間をかけずにメイクを落とせるため、肌への摩擦を抑えられるのがポイントです。
2.リキッドタイプ
リキッドタイプは水分が多く含まれているクレンジングです。
オイルタイプに比べてとろみが少なく、みずみずしさやさっぱり感を感じられるでしょう。
水性・油性どちらのメイクアイテムにもよくなじむため、しっかりメイクでも問題なく落とせます。
また、塗れた手でも使用可能なアイテムが多いため、洗面所だけではなくお風呂での使用も推奨されています。
リキッドクレンジングは液体タイプが主流ですが、中にはふき取るタイプも存在し、忙しい日にはそちらもおすすめです。
3.ジェルタイプ
ジェルタイプはとろみのある感触が特徴のクレンジングです。
特有のとろみによって肌への摩擦を抑えられ、負担をかけずにメイクを落とせるのが強みです。
ジェルクレンジングには水性タイプと油性タイプが存在しますが、さっぱりとした質感が好みの方やナチュラルメイクの方は水性タイプがよいでしょう。
一方、しっかりメイクやウォータープルーフタイプのアイテムを使用している方は油性タイプがおすすめです。
程よく粘度があるため、メイク落とし初心者にも使いやすいでしょう。
4.ミルクタイプ
ミルクタイプはまろやかな洗いあがりが特徴のクレンジングです。
オイルやリキッドタイプに比べて洗浄力が低めであるため、しっかりメイクの方は「落としにくい」と感じられるかもしれません。
しかし、ナチュラルメイクの方やウォータープルーフではないアイテムを使用する場合には適しており、やさしくメイクオフできます。
水分がメインですが、保湿成分が含まれているものも多くあり、うるおいを大事にしたい方におすすめです。
5.バームタイプ
バームタイプはやや固めのテクスチャが特徴のクレンジングです。
クレンジングオイルを固めて作られているため、油分が多く含まれていてしっかりメイクも問題なく落とせます。
手の上に乗せるとスーッと溶けてなめらかなテクスチャに変化するので、初心者でもなじませやすいのではないでしょうか。
塗れた手ではうまくなじませられないことも多いため、お風呂での使用は難しいかもしれません。
汚れをうまく浮かせるためには、円を描くようにマッサージすると効果的です。
6.クリームタイプ
クリームタイプは保湿成分が豊富に含まれているクレンジングです。
洗浄力はあまり高くないものの、肌への負担を減らしたり、うるおいを保ったりする効果が期待できます。
スクワランやホホバオイルなど保湿成分や油分がバランスよく配合されており、肌に必要な皮脂を落としすぎず、洗いあがりはしっとりとした感触になります。
洗浄力が低いために多めに使ってしまう方も多いですが、多く使っても洗浄力が上がるわけではありません。
適量を守って使うことが大切です。
7.シートタイプ
シートタイプはふき取ることでメイク汚れや皮脂汚れを落とします。
シートにクレンジング効果のある成分や水分がたっぷりと含まれており、ふき取るだけでメイクオフできるのが特徴です。
また、クレンジング後は他のタイプと異なり洗い流す必要がないため、忙しい時や旅行、お泊りにもおすすめです。
水分含有量が多いため、ふき取った後はかなりさっぱりとしており、夏場でも負担なく使えるでしょう。
ただし、毛穴の汚れをはじめ余分な皮脂も十分には落としきれないため、毎日の使用はあまりおすすめできません。
【メイク別】アイメイクの落とし方!おすすめのクレンジングタイプを紹介
アイメイク、ファンデーション、リップなどメイクと一言で言ってもさまざまな種類があります。
その中で特にきれいに落とすのが難しいのがアイメイクではないでしょうか。
こちらでは以下の3つのタイプのアイメイクに合わせたクレンジング方法をご紹介します。
- ナチュラルなアイメイクの場合
- しっかりアイメイクの場合
- マツエク・まつ毛パーマをしている場合
アイメイクの種類や濃さによってクレンジング方法を分けると、落としやすく、肌への負担も軽減できるでしょう。
全体のメイクの落とし方が分からない方はもちろん、特にアイメイクの落とし方がわからない方は必見です。
ナチュラルなアイメイクの場合
現代の流行りであるナチュラルメイクの女性は多いでしょう。
ナチュラルメイクの場合は、あまり洗浄力が高くないクレンジングでも十分に落とせるため、クリームタイプかミルクタイプがおすすめです。
いずれも洗浄力はあまり高くありませんが、その分肌への刺激が少なく、やさしくメイクオフできます。
特にミルクタイプは水分が豊富に含まれているため、しっとりとうるおいを残した洗いあがりとなります。
クリームタイプはミルクタイプに比べて油分が多く含まれているため、ポイントメイクにも使用できます。
しっかりアイメイクの場合
アイメイクだけはしっかり派の方も多いと思いますが、ウォータープルーフのアイライン・ガッツリアイラインなどの場合はオイルタイプのクレンジングがおすすめです。
クリームタイプやミルクタイプなどの洗浄力が低めのものでは、しっかりメイクをオフするのは難しいでしょう。
頑張ってオフできてもかなり時間がかかるうえ、落ちないからとゴシゴシこすって肌へ負担をかけてしまうでしょう。
油分が豊富に含まれているオイルタイプであれば、時間をかけずにするっとオフできます。
マツエク・まつ毛パーマをしている場合
最近はマツエクやまつ毛パーマをしている方も多いでしょう。
マツエクやまつ毛パーマをしている際には油分が含まれたクレンジングは使用できないため、注意してください。
特にマツエクには専用の接着剤が使われており、油分を使うと接着剤の効果が失われる可能性があります。
まつ毛パーマも同様で、油分によりカールが取れてしまう可能性があるため、いずれにしても「オイルフリー」と書かれたものを選ぶ必要があります。
そのため、水性のジェルクレンジングやウォータークレンジングなどを使用するのがおすすめです。
【年齢別】おすすめのメイクの落とし方!中学生・高校生・メンズまで紹介
メイクの濃さや部位によって使うべきクレンジングは異なりますが、次に年齢別に分けておすすめのメイクの落とし方を紹介します。
- 中学生におすすめのメイク落としは「シートタイプ」
- 高校生におすすめのメイク落としは「オイルタイプ」
- メンズにおすすめのメイク落としは「ジェルタイプ」
中学生や高校生のメイクの落とし方から、メンズメイクの落とし方まで、さまざまなパターンに分けてみたので、ぜひ参考にしてください。
中学生におすすめのメイク落としは「シートタイプ」
中学生におすすめのメイク落としはシートタイプです。
メイクデビューする子が増える中学生ですが、メイク方法からクレンジング方法まで正しい知識を持ち合わせていないことも多いでしょう。
中にはクレンジングの知識がなく、洗顔だけでメイクを落としてしまう子もいるようです。
もちろんそのようなやり方を積み重ねていては肌に大きなダメージを与えてしまいます。
そのため、メイクの世界に足を踏み入れたばかりの中学生には、楽にメイク落としができるシートタイプがおすすめです。
高校生におすすめのメイク落としは「オイルタイプ」
高校生ともなれば、中学生よりもメイクの知識・技術が身に付き、しっかりとクレンジングをできる年頃です。
また、この頃になると少し派手なメイクに目覚めたり、いろいろなカラーのメイクを楽しんでみたりしたくなるのではないでしょうか。
そこで高校生におすすめのクレンジングは、洗浄力の高いオイルタイプです。
さすがにマツエクやまつ毛パーマまでしている高校生は少ないはずなので、オイルタイプを使用すれば大体のメイクは楽に落とせるでしょう。
また、皮脂汚れもしっかりと落とせるため、皮脂の分泌が盛んな高校生にピッタリです。
ただしオイルタイプは毛穴の開きを促進させてしまう可能性があるため、その後のスキンケアまでセットで行いましょう。
メンズにおすすめのメイク落としは「ジェルタイプ」
最近では男性でも普通にメイクをしている人をよく見かけます。
女性のようにアイシャドウやマスカラまでしている人は少ないかもしれませんが、ファンデーションやコンシーラーなどベースメイクをしている人は少なくありません。
そのような男性におすすめのメイク落としはジェルタイプです。
ジェルタイプのクレンジングは洗浄力と肌への刺激がほどよいバランスになっているため、肌にダメージを与えることなくメイク落としができるでしょう。
テクスチャもほどよくとろみがあるため、男性でも楽に使えるはずです。
お風呂でのメイクの落とし方は?正しい順番ややり方を解説!
メイク落としは洗面台で行う人もいれば、お風呂で行う人もいるでしょう。
しかし、多くの方がお風呂に入ったついでにメイクも落としてしまいたいと思っているのではないでしょうか。
お風呂でクレンジングをする際は、まず湯舟に浸かって身体を温めてからがおすすめです。
身体を温めることで毛穴が開き、メイク汚れや皮脂汚れが落としやすい状態になります。
お風呂にはシャワーがあるため、直接シャワーのお湯を肌に当ててしまう方も多いでしょう。
しかし、シャワーの刺激は肌にとっては強すぎるため、時間はかかりますが、手でお湯をすくってやさしくメイクオフするのがおすすめです。
入浴後の肌は皮脂がすっかり洗い流された状態であるため、できるだけ早く保湿するよう心がけましょう。
メイクを落とした後はどうするのが正解?保湿スキンケアで乾燥を防ごう
メイクを落とすと汚れや皮脂が落ち、スッキリした気分になります。
しかし、クレンジング後は水分や皮脂が失われているため「保湿」が大切です。
こちらでは以下の4つのステップに分けて、具体的なスキンケア方法を解説します。
- 導入液で美容成分が浸透しやすくする
- 化粧水を塗って水分を補給する
- 乳液で保湿力を高める
- フェイスパック・シートマスクを使うのも◎
「メイク落としの後って何をすればよいの?」とお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
1.導入液で美容成分が浸透しやすくする
クレンジング後は水分や油分が失われるため、しっかりと保湿する必要があります。
しかし、いきなり化粧水や美容液を使っても肌になかなか浸透しないため、まずは導入液(ブースター)で肌をやわらかくしましょう。
導入液は「プレ化粧水」とも言われていますが、肌の角質層をやわらかくする効果があります。
導入液を使えば、その後の化粧水や美容液、クリームが浸透しやすく、うるおいを保てます。
2.化粧水を塗って水分を補給する
導入液によって肌にスキンケアアイテムが浸透しやすくなったら、最初のステップである化粧水を塗りましょう。
化粧水には豊富に水分が含まれているため、肌にみずみずしさを与えられます。
水分補給をすれば肌をさらにやわらかくでき、その後の乳液やクリームを浸透させやすくできるでしょう。
化粧水にはさまざまな種類がありますが、疲れている日や忙しい日はオールインワンタイプでも大丈夫です。
とにかく、クレンジング後はできるだけ早く水分の補給を心がけましょう。
3.乳液で保湿力を高める
乳液は化粧水や美容液を塗った後に「フタ」の役割を果たしてくれます。
化粧水や美容液を塗りっぱなしの状態だと、すぐに水分が蒸発してしまう可能性があります。
そこで、油分が含まれている乳液を上から塗ることで皮脂膜をサポートして、肌から水分が蒸発するのを防げるでしょう。
乳液は化粧水や美容液に比べて重いテクスチャであるため、あまり好きではない方も多いかもしれません。
しかし、保湿力を高めるアイテムとして最適なので、ぜひスキンケアの一環に取り入れてみてください。
4.フェイスパック・シートマスクを使うのも◎
乳液まででひと通りのスキンケアは完成ですが、余裕があればぜひフェイスパックやシートマスクを使ってみてください。
フェイスパックやシートマスクには美容成分や保湿成分が豊富に含まれており、顔に貼り付けるだけで保湿・美肌効果を実感できます。
毎日行う必要はありませんが、肌の乾燥が気になる時やスペシャルケアをしたい日におすすめです。
まとめ
メイク落とし初心者からすれば、正しいメイクの落とし方や使うべきアイテムがよくわからないかもしれません。
クレンジングアイテムには豊富な種類があり、肌タイプや肌の状態、メイクの種類によって使い分ける必要があります。
正しいクレンジングとスキンケアをマスターして、きれいな美肌を目指しましょう。
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