涙袋とは、目の下にあるぷっくりとした部分です。涙袋があることで可愛らしい印象になるため、憧れを抱いている方も多いでしょう。
実際、メイクで涙袋を描くのは今や基本です。しかし、上手に涙袋を作る方法がわからない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、メイクでの涙袋の作り方を紹介します。ナチュラルに仕上げるポイントを解説していますので、メイク初心者の方はぜひ参考にしてください。
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そもそも涙袋とは？
そもそも涙袋とは、目の下にあるぷっくりとした部分です。目の下の膨らみは、眼輪筋という筋肉の発達で作られたものです。
眼輪筋が発達していれば涙袋が大きくなりますが、発達が甘い人は小さな涙袋となります。また、筋肉の発達以外にも目の形や涙袋の出方も影響しており、まったく膨らみがない方も珍しくありません。
涙袋はメイクで作れる！
涙袋があることで、目元が立体的に見えて小顔に見えたり、可愛らしく目が大きい印象を与えたりできます。涙袋で小顔に見えるのは、目と口の間の距離が短く見えることが理由です。
今や多くの方が憧れる涙袋ですが、涙袋はメイクで作ることができます。メイクで作る方法は最もお手軽であるうえ、作り方をマスターすれば自然な涙袋に見せることもできます。
涙袋をメイクで作るのに必要な道具
涙袋をメイクで作る前に、必要な道具を把握しておきましょう。必要な道具は、以下の通りです。
- コンシーラー
- アイシャドウ
- アイブロウペンシル
- アイシャドウチップ
- フェイスパウダー
それぞれの道具をどのように使うのか、詳しく紹介します。
コンシーラー
コンシーラーは、目の周りを整えるために使うものです。コンシーラーを使えば、クマやくすみを隠せます。
ない場合はフェイスパウダーを塗っても問題ありませんが、きれいに仕上げるのであればコンシーラーの使用がおすすめです。
アイシャドウ
アイシャドウは、涙袋を作る際に使用します。アイボリーやゴールドといった肌に馴染む色を使うと、自然かつ立体的な涙袋を作ることができます。
アイブロウペンシル
アイブロウペンシルは、涙袋の下にラインを引く際に使います。ラインを引くことで、涙袋を強調できます。細いラインを描けるアイブロウペンシルがおすすめです。
アイシャドウチップ
アイシャドウチップは、涙袋にアイシャドウを乗せるときに使用します。
なければ指でできますが、発色や範囲の狭さを考えるとアイシャドウチップがおすすめです。
フェイスパウダー
フェイスパウダーは、コンシーラーの次に塗るものです。コンシーラーでクマやくすみを隠してから、フェイスパウダーで肌の色を均一にして密着度を上げます。
目元のメイクはヨレやすいものの、フェイスパウダーを使えば崩れにくくなります。
女性も男性もできる！涙袋メイクのやり方を紹介
本記事では、男性も女性もできる涙袋メイクのやり方を紹介します。具体的なステップは、以下の5つです。
- STEP1：クマやくすみにコンシーラーを乗せる
- STEP2：指の腹でコンシーラーを広げる
- STEP3：フェイスパウダーを塗る
- STEP4：アイシャドウチップでアイシャドウを塗る
- STEP5：アイブロウペンシルで涙袋を描く
ここでは、それぞれのやり方を詳しく紹介します。
STEP1：クマやくすみにコンシーラーを乗せる
最初に、クマやくすみが気になる場所にコンシーラーを3～4箇所乗せていきます。コンシーラーを乗せることで、目元を明るくすることができます。コンシーラーの量が多いと、メイクがヨレる原因となるため、適量に留めてください。
なお、コンシーラーは肌にしっかりと密着する柔らかめのものがおすすめです。固めのコンシーラーは目の動きで崩れやすくなるため、注意しましょう。
STEP2：指の腹でコンシーラーを広げる
次に、指の腹でコンシーラーを広げていきます。目頭の下から目尻側にかけて、指の腹で広げていきましょう。
コンシーラーをぼかすことで、自然に目元を明るくできます。
STEP3：フェイスパウダーを塗る
次にコンシーラーの上からフェイスパウダーを軽く乗せて、肌の表面をサラサラにします。肌の表面をサラサラにすることで、メイクのヨレを防ぐ効果があります。
もしもパフを使う場合は、顔と指の間に折りたたんで使うのがポイントです。こうすることで、手でコンシーラーをヨレさせることなく、目のキワまでフェイスパウダーを塗ることができます。
STEP4：アイシャドウチップでアイシャドウを塗る
次に、アイシャドウチップでアイシャドウを乗せていきます。指先でもアイシャドウを塗ることはできますが、チップの方が乗りが良くおすすめです。
アイシャドウを塗るときは、黒目の下の部分だけに重ね付けをしましょう。こうすることで、涙袋の中心に光沢が出て立体感が生まれます。
STEP5：アイブロウペンシルで涙袋を描く
最後はアイブロウペンシルで涙袋を描きましょう。涙袋が盛り上がっている境目の部分に、アイブロウペンシルでラインを描きます。
そして綿棒・もしくは指先でぼかしていくと、涙袋の完成です。なお、涙袋全体にラインを書いてしまうと、目元が暗い印象になってしまいます。細く薄く描くようにするのが、自然な涙袋メイクのポイントです。
涙袋メイクをナチュラルに仕上げるためのポイント
涙袋メイクをナチュラルに仕上げるためのポイントは、以下の4つです。
- ナチュラルを意識する
- 摩擦を最小限にする
- 肌馴染みのいい色を選ぶ
- メイク前に目元周りの水分・油分を拭き取る
涙袋はメイクで作れるものの、一歩間違えれば不自然になってしまいます。自然に仕上げるためには、これから紹介する内容を押さえておきましょう。
ナチュラルを意識する
1つ目がナチュラルを意識することです。大きい涙袋はたしかに魅力的ですが、メイクで作る場合は目とのバランスを考えないと、不自然に見えてしまいます。
メイクで大切なのは、パーツではなく全体のバランスです。小さい涙袋しか書けないとしても、全体のバランスが取れていれば大きい涙袋よりも魅力的に映ります。
また、そもそも目元は化粧が崩れやすいことから、ナチュラルに仕上げたほうがきれいです。
摩擦を最小限にする
2つ目が摩擦を最小限にすることです。目元の皮膚はとても薄く、その薄さは頬の皮膚に比べて約3分の1程度です。涙袋を作る過程で何度も擦るのは、ダメージを受けて色素沈着の原因となります。
目元の色素沈着を起こすと、皮膚が黒ずんでクマのように見えてしまいます。目元は顔の印象を大きく左右するため、なるべく擦らないように色素沈着には気をつけましょう。
肌馴染みのいい色を選ぶ
3つ目が肌馴染みのいい色を選ぶことです。肌馴染みのよいラメやパールが入った明るめのアイシャドウを使用すると、自然に仕上がります。
メイクで初めて涙袋を作るときは、目立たせたいと派手になりがちです。しかし、大粒のラメやパールがしっかりと入ったものを使用すると、ナチュラル感が薄れてメイクのバランスが悪くなってしまいます。
涙袋だけではなく、目元のバランスを踏まえてメイクをするのがポイントです。
メイク前に目元周りの水分・油分を拭き取る
4つ目がメイク前に目元周りの水分・油分を拭き取ることです。目元に水分・油分が残っていると、メイクのノリが悪くなってヨレてしまいます。
したがって、涙袋を書く前は目元の水分・油分をしっかりと取り除いてから、メイクをしましょう。時間が限られている場合は、コットンやティッシュで拭き取って問題ありません。
また、アイメイク前は油分が多いスキンケア用品を避けて、肌馴染みのよいものを使用するのもポイントです。
まとめ
本記事では、メイクでの涙袋の作り方を紹介しました。涙袋がない方でも、メイクで簡単に作ることができます。
涙袋を作るときのポイントは、肌馴染みのよいカラーを使用して、ナチュラルを意識することです。涙袋を目立たせようとすると、全体のバランスが悪くなって悪目立ちする恐れがあります。
そのため、あくまでナチュラルを意識してメイクするようにしましょう。また、涙袋のメイクをするときは目元の油分・水分をしっかりと拭き取っておくのがポイントです。さらに使用するスキンケア用品をさっぱりとしたものにすることで、メイクのヨレを防ぐことができます。
本記事で紹介した内容を踏まえて、自分の肌に合った乳液を見つけていきましょう。
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